企業向けサービス


戦略、計画、マネジメント

戦略や計画は会社の活動にとって重要なものというのは理解されていると思います。
では、戦略や計画の本当の‟使い方”はお分かりですか?
どうもそれが分かっていないのではないか・・というケースが多く見られます。
貴社ではどうでしょうか?

中長期ビジョン策定

ビジョンがしっかりしていない会社は、夢や希望のよく見えない魅力のない会社ということではないでしょうか。
もちろん、風呂敷を広げ過ぎた荒唐無稽なものではいけませんが、少々背伸びをしてもよいと思います。
ギャップを埋めていくために戦略や計画を立てて頑張って行こうという動機につながるのです。
つまり、ビジョンはあらゆる企業活動の原動力となるものですので、トップの心の内だけに止めておくものではありません。
ビジョンを形成する意義から考えて、カタチにして、共有していくお手伝いをします。

経営戦略、事業戦略策定

今まで通りのことをしっかりやって、新しく取り組むべきことを追加して・・それらを羅列しただけのものを「戦略」とは言いません。「方針」と呼んでいても同じことです。
大事なことがいくつも抜けていることにお気づきでしょうか?
外せないポイントを理解していただいた上で戦略策定のお手伝いをします。

中期経営計画策定

中期経営計画などは大きな企業がつくるもの・・と思っていませんか?
‟小規模”ではなくなったクラスの会社であれば必須であると考えます。単年度だった計画を3年なり5年なりに延長するというのではなく、ビジョンや戦略、組織、マネジメントといった要素が重要となります。
つまり、数字だけではなく、もっと‟ストーリー性”が求められることになり、会社経営の重要なことの多くが表現されることにもなります。ちゃんとした中計がないということは、トップがトップとしての仕事をしていない・・と言っても言い過ぎではないと思います。
中期経営計画の策定について、どう着手し、どう進めて行けばよいか、カスタムメイドでお手伝いします。

組織の再構成、マネジメント体系再構築

「組織は戦略に従う」と言われますが、「戦略が組織に従う」ことだってあり得ます。
中堅クラスまでの会社の場合、大手企業のようにリソースをオープンに求めることは困難だからです。
つまり、「今あるものを最大限に活かす」という考えが重要で、そのための組織のあり方やマネジメントコントロールの方法論は必ずしも大企業の事例の真似だけでは済みません。
制御するマネジメントより、リソースを活かすためのマネジメントを志向すべきであり、そのための手法をご一緒に考えたいと思います。


『中企業病』診療

大企業には、「セクショナリズム」や「官僚主義」をもたらして組織をダメにする「大企業病」というものがあることは広く知られていますが、実は、中堅・中小企業にも「中企業病」と呼ぶべきものがあります。
どんな病気なのでしょうか。
大企業病がそうであるように、会社を、組織をダメにしていきます。何をやっても裏目に出てしまうようになるとかなり重篤です。
この病気のことをなるべく早く認識、理解して、悪化を防ぐことが重要です。

『中企業病』の啓発と診断

この病気はどの会社でも発症する可能性があります。実は病原はすでに会社の中にあるのです。発症を防ぐため、悪化を抑えるためにまずはこの病気の病原とメカニズムを知ることから始める必要があります。

社内外のセミナーでこの病気のことについて知っていただくとともに、どれぐらい危険因子が潜んでいるか、発症している場合の症状の程度について診断を行います。

治療のための方針策定と施策の実行

残念ながら、一旦罹患して悪化傾向になってしまうと、自然に治癒することはなかなかないと思います。
病状を把握し、いち早く治療を始めることが肝要です。
治療には痛みを伴うことがあります。痛みと言っても‟リストラ”のようなタイプのものではありません。しかし‟受け入れ難い”を感じられることがあるかもしれません。それを受け入れる度量がおありであれば、治療は早ければ早いほどよいと思います。



事業承継

ここで言う事業承継とは、税務や法務を中心とした「財産面の承継」ではありません。
会社のカタチだけを引き継げばそれでよいでしょうか?
引き継ぐ(引き継がせる)べきは、‟事業”であり、‟組織”であり、ハコだけでなく中身の有機的なことをどうつなげていくかを熟慮する必要があります。
特に重要なのは‟ヒト”の問題であることは言うまでもありません。

事業承継のための次世代ビジョンの策定

実際に引き継ぐのはまだまだ先であるとしても、これからも続いていく会社の行く末を考えるにあたっては、トップの後継まで織り込んでおく必要があります。
事業承継を単なる‟引継ぎ”だけでなく、会社の次世代ビジョンの一環として捉えるべきであり、当代がまだまだ壮健なうちに進めておきたいところです。

後継候補者、次世代人材の養成

「人を遺すは上なり」とも言われるように、事業承継において最も重要なことの一つは後継者および共に会社を盛り上げていく次世代人材の育成です。
後継候補者が頼りなく見えてしまうのは仕方がないことですが、単に役職に就かせるだけでなく、戦略を立案したり計画を策定するといった、会社経営の根幹の部分を担わせる機会を与えてみてはどうでしょうか。
次世代ビジョンや戦略の策定は、事業承継における後継者育成にも好適なテーマです。
一連のプロセスを‟育成”の観点からも充実させるお手伝いをします。

その他、企業の諸課題に関する各種テーマについてお手伝いします。

地域向けサービス


観光振興

全国的、世界的に有名な観光コンテンツを擁するエリアデモなければ、誘客のための‟作戦”が必要になります。単に「来訪客を増やす」というだけでなく、「来訪客にどうして欲しいのか」を明らかにして、そこから中長期にわたるマーケティングのシナリオを描いていくことが肝要と思われます。

観光戦略策定

観光事業は‟地域の魅力”を商品としたマーケティングとして考えればよいのですが、難しいのは一企業だけで出来るものではなく、地域の様々なプレーヤーがリソースとなり、協調、協働しながら進めていく必要があることです。そのため行政関連機関や各地の商工会議所などが旗振りをしていますが、権限や指揮系統などいわゆる‟企業の論理”が通用しにくく、戦略的思考にも長けているとは言えません。そういった構造的な課題も考慮しつつ、リソースを有効に活用するための戦略が重要になります。まずは関係者間で共有できる観光戦略の策定をお勧めします。

DMO運営支援

最近では地域の観光振興をまとめる主体としてDMO(Destination Management Organization)に期待されていますが、設立の経緯から見ても構造的な課題を抱えたままと思われます。戦略、企画、マーケティングのセンターとして、制約のある中で最大限有効な運営を行っていくための支援を行います。



地域連携

地域活性化のために様々なテーマで各プレーヤーの連携が図られます。
ここでもポイントとなるのは、普段異なるフィールドで活動する人たちそれぞれのメリットを捉え、取り組みのコンセンサスを得ていくことです。

「ABCDFEG連携」の推進

地域の活性化の取り組みでは、広く多様なプレーヤーの参画が必要になってきます。企業同士のコラボレーションのように‟商売”を念頭に共通の利益を考えるだけでない、それぞれの立場からの多様な意向、思惑を斟酌しなが進めていくことになります。

共有できるビジョンを示し、それに基づく個々の貢献とメリットの可能性を議論し調整していかなければなりません。なかなか手間のかかるこういった作業を外部者に任せるのも効率的であると考えます。

協業推進プログラムの策定と運営

地域活性化のための連携の取り組みについて、方向性が決まったとしても、足並みをそろえて実行していくためには、一企業内部のように指揮権限もハッキリしていませんので、また別途の配慮が必要になります。いわゆる「マネジメント」や「コントロール」の機能を相応に持たなければなりません。

取り組みの実施・推進のためのプログラムとそれに基づくマネジメントのサポートを行います。

地域おこしイベント、フォーラム等の企画

主に、関係者内外へのプロモーションのために各種イベントやフォーラムなどが開催されますが、地域活性化のビジョンや戦略に基づいて効果的なものとなるよう、企画段階からのお手伝いをします。

この他にも様々な分野のご相談を承っております。詳細についてはお問い合わせください。

サービス形態

プロジェクト支援型コンサルティング

フラックスブレイン・コンサルティングのメインのサービスです。会社の重要課題について社内のメンバーが中心となって進めるプロジェクトをサポートします。社内だけでは難しい取り組みについて、長年の経験に基づくプロジェクトマネジメントのノウハウやファシリテーション技術を活用することで、効率的かつ効果的にプロジェクトを進めることが出来ます。

・プロジェクトの進め方についての企画
・プロジェクトマネジメント/進捗のコントロール
・会議のファシリテーション(意見もどんどん出していきます)
・検討フレームの提供
・取りまとめやレポーティング   などのタスクについて包括的に支援するタイプのサービスを提供するものです。

【コンサルタント活用の意義】
・社内だけでは出てきにくい切り口が提供される
・他業種、他企業での検討例が示される
・外部第三者としての客観的な意見がもたらされる
・特別な場として設定し得る
・ペースメイクができる
 =社内だけだとつい「後回し」になりがち

顧問サービス

経営に関する戦略、計画、マネジメント等のテーマについて、包括的、継続的にご相談に対応する顧問形態のサービスです。

中期経営計画などの策定後、実行フェーズの進捗マネジメントや、PDCAの定着といった運用段階でのアドバイスやサポートを行います。経営企画室のような部署機能が不十分な場合などにもご活用いただけます。

また、後継者育成といった人材養成のプログラムをプロジェクトサービスと併せて進めていくこともできます。

様々な活用方法がありますので、ご相談ください。

セミナー講師/シンポジウム等のコーディネーター

一般向け、社内向け(社内研修用)に各種テーマについてセミナーを行います。また、意見交換を含むシンポジウムのコーディネーターも可能であり、いずれの場合も企画段階からサポート致します。

主な実績

関与した業種

日用品メーカーEC事業
食品メーカー鉄道
製薬ゼネコン
建設デベロッパー
電子部品卸省庁
機械、部品卸地方自治体
飲食学校法人
衣料品メーカー農業生産法人
日用品卸スクラップ事業
電器メーカー水族館
製菓士業法人
エンジニアリング保険会社
証券会社保険代理店
通信DMO(観光/地域づくり法人)
総合商社

案件例

企業関連案件(戦略、計画、マネジメント等)

  • 中期経営計画策定 ⇒ 実行マネジメント
  • 中長期ビジョン策定
  • ITグランドデザイン
  • 新しい経営指標導入とマネジメント体系の構築
  • 営業改革と人材育成(営業プロセスの分析とトレーナー制度)
  • マーケティング戦略策定
  • 顧客基点の経営革新
  • 事業承継に関する次世代戦略策定と後継者育成
  • BSC(バランスト・スコアカード)を活用した戦略のシナリオ化と目標マネジメント
  • グローバル戦略方針策定
  • 新規事業展開に関する基本戦略
  • 「経営企画部」立ち上げ
  • 他各種

地域関連案件

  • 駅前再開発コンセプト策定
  • 産官学連携スキーム策定
  • 地域おこし政策の実行プロジェクトサポート
  • 地方自治体の戦略業務の受託
  • 観光戦略策定
  • DMO(Destination Management Organization)の運営、マネジメント

セミナー、シンポジウム等

  • CRM(顧客基点の経営革新)セミナー(講師/共催))
  • 中堅企業のための事業戦略、中期経営計画セミナー(講師)
  • 『中企業病』セミナー(講師/オンライン)
  • 地域における産官学連携シンポジウム(企画/コーディネーター)
  • 事業承継における経営戦略課題セミナー(オンライン)
  • 労働災害【使用者責任】セミナー(講師/弁護士共催)
  • 加工食品業界 共創ワークアウト(企画/コーディネーター)
  • 中国健康食品セミナー(講師/外部共催)
  • インドネシア加工食品マーケティング戦略セミナー(講師/外部共催)
  • 弁護士業界の中長期展望シンポジウム(コーディネーター)
  • 他多数

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